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体育館に行くたびに、誰かがシャトル代の話をしている——ここ2年ほど、バドミントンの現場ではこれが当たり前の光景になりました。
気のせいではありません。ヨネックスが公開している価格改定のお知らせをそのまま並べたら、2024年1月から2025年8月までの19か月で、主要モデルが軒並み27〜33%上がっていました。
この記事では、まず公式の数字で「どれだけ上がったのか」を1球あたりの金額まで落として確かめます。そのうえで、値上げの背景と、いま個人やクラブで取れる手を5つに絞って書きます。
- ヨネックスの水鳥シャトルは、2024年1月から2025年8月で27〜33%上がった(メーカー希望小売価格・税込)
- 上がり幅が大きいのは練習球クラス(エアロセンサ200・300)。数を使うのはこちら
- 背景としてよく挙がるのが中国での羽根不足。シャトル1個に羽根が16枚要る構造上、羽根の値段が直に効く
- お金をかけずに今日から変えられるのが保管の見直し
- 霧吹きで湿らせる方法は、シャトル専門メーカーが公式に非推奨としている
- ナイロンシャトルは1球あたりで見ると水鳥の練習球より安いものがある(メイビス40は約202円)
- 合成素材シャトルは2026年に協会検定と世界連盟(BWF)の承認が進み、選択肢になった
ちょうど世界選手権が8月17日から始まるタイミング。テレビで見て「やってみようか」となる人が増える時期に、最初にぶつかるのがこの話です。
シャトルは本当に高くなったのか、公式の価格表で確かめた
体感で語ると話がぶれるので、メーカーが出している価格改定のお知らせを直接見にいきました。ヨネックスは改定のたびにPDFで新価格を公開しているので、年をまたいで並べれば上がり方がそのまま見えます。
ヨネックスの価格改定を並べるとこうなる
| モデル | 2024年1月1日〜 | 2024年9月1日〜 | 2025年8月1日〜 | 1球あたり(2025年8月) |
|---|---|---|---|---|
| トーナメント(F-90) | 6,930円 | 7,480円 | 9,020円 | 約752円 |
| ニューオフィシャル(F-80) | 6,050円 | 6,380円 | 7,700円 | 約642円 |
| エアロセンサ700(AS-700) | 5,500円 | 5,830円 | 7,040円 | 約587円 |
| エアロセンサ600(AS-600) | 4,950円 | 5,280円 | 6,380円 | 約532円 |
| エアロセンサ300(AS-300) | 3,575円 | 3,905円 | 4,730円 | 約394円 |
| エアロセンサ200(AS-200) | 2,970円 | 3,300円 | 3,960円 | 約330円 |
すべて1ダース(12球)・税込。出典=ヨネックス「価格改定のお知らせ」(2023年12月1日付・2024年8月1日付・2025年7月1日付)。1球あたりはダース価格を12で割った筆者の計算です。
1球330円のシャトルが、1回の練習で3球つぶれれば約1,000円。これが体感の正体だと思います。
うちも子どもがバドミントンをやっているんですが、買い足すたびに値札が上がっている感覚はありました。表を作ってみて、感覚のほうが合っていたと分かった形です。
載せたのは、メーカーのPDFで直接確認できた3回分です。実際にはこの間の2025年4月1日にも改定がありましたが、価格表の中身は確認できませんでした。
ただし下の上昇率は2024年1月と2025年8月を直接比べたものなので、途中の改定が何回あっても率は変わりません。19か月で少なくとも4回というペースだった、と読んでください。
なお、水鳥シャトルについて価格改定案内で確認できた最新の改定は2025年8月1日適用分です(2026年8月時点)。
上昇率にすると27〜33%
- トーナメント(F-90):6,930円 → 9,020円(約30%増)
- ニューオフィシャル(F-80):6,050円 → 7,700円(約27%増)
- エアロセンサ700(AS-700):5,500円 → 7,040円(約28%増)
- エアロセンサ600(AS-600):4,950円 → 6,380円(約29%増)
- エアロセンサ300(AS-300):3,575円 → 4,730円(約32%増)
- エアロセンサ200(AS-200):2,970円 → 3,960円(約33%増)
日本経済新聞も「シャトル3割高」という見出しで報じており、メーカーの公式価格表から計算したこの数字と矛盾しません。
上がり幅が大きいのは練習球クラスのほう。数を使うのはこっちなので、クラブの年間予算にはここが一番効いてきます。
日経の記事は有料会員限定で、本文までは確認していません。この記事で27〜33%と言っているのは、あくまでメーカー公式PDFから自分で計算した数字です。実売価格は店舗やセールで変わるので、定価ベースの話として読んでください。
いまの実売価格は、ネットで見るのが手っ取り早いです。
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なぜここまで上がったのか
値上げのお知らせで説明されている理由は、ごく短いものです。その中身をたどると、話は中国のアヒルとガチョウにたどり着きます。
中国で羽根が足りなくなった
水鳥シャトルの羽根は、主に中国で生産されています。報道と業界関係者の証言で共通して挙がっているのは次の2つです。
- 鳥インフルエンザの流行が続き、飼育農家が減った
- 中国国内で水鳥を食べる量が減った(豚肉・牛肉に流れた)
2つ目は意外に思うかもしれません。ただ、シャトル専門メーカーRSL(英国発のシャトル専業メーカー。日本ではRSLジャパンが扱う)の担当者も、雑誌の取材で「食生活の変化」を理由に挙げています。羽根は肉の副産物なので、肉が売れなければ羽根も出てきません。
羽根の値段が効く理由は、シャトルの作りにある
日本バドミントン協会の競技規則にも明記されているとおり、天然羽根のシャトルは16枚の羽根で作られます。しかも、どの羽根でもいいわけではありません。
水鳥の体は左右で羽根の反り方が違うため、1つのシャトルに左右の羽根が混ざることはありません(Number Web のRSLジャパン取材より)。同じ側の、反りも重さも近い羽根を16枚そろえて、はじめて1球になります。
そこまで選んでるんですね。じゃあ羽根が値上がりしたら、そのまま跳ね返る。
そういうことです。選別で弾かれる分もあるので、羽根の質が落ちれば同じ本数を作るのにより多くの羽根が要る。値上げが一度で終わらなかったのは、たぶんそのあたりです。
円安と物流費も乗っている
輸入品である以上、羽根そのものの値上がりに加えて為替と輸送費が乗ります。バドミントン専門店の分析では、羽根の仕入れ価格の上昇、世界的な競技人口の増加による需要増、海上輸送費・国内物流費・人件費の上昇、そして円安が要因として挙げられています。
どの要因がどれくらい効いているかを、メーカーが内訳として公表しているわけではありません。ここで挙げたのは、報道・業界関係者の証言・専門店の分析で共通して出てくる論点です。
いま取れる5つの対策
値上げそのものは止められません。できるのは、手元の1球を長く使うことと、用途に合わないグレードを買わないことです。
週2回・1回の練習で3球つぶれるとすると、年間で約26ダース。エアロセンサ200なら、2024年1月の定価で約7万7千円、2025年8月の定価で約10万3千円です。差は約2万6千円、ラケット1本分くらい。
※あくまで消費ペースを仮に置いた試算で、実際の消費量は練習内容で大きく変わります。
対策1|保管を変える(お金をかけずに、今日から変えられる)
シャトル専門メーカーRSLが公式サイトで案内している保管方法は、拍子抜けするほど地味です。
使い終わったら筒に戻す。
コルクを下向きにして立てる。
開けっぱなしにしない。
温度と湿度の変化が少ないところへ。
避けるべき場所として名指しされているのが、リビング・水回り・車内です。とくに車内は夏場に55℃を超え、直射日光の当たるダッシュボードでは70℃を超えることもあるとされています。
同社によると、シャトルは製造から3か月ほどで劣化が始まり、半年ほどで体感できるレベルになります。流通期間を考えると、手元に届いてから3〜4か月、ざっくりワンシーズンが使い切りの目安。
まとめ買いは、使い切れる量までにしておくのが結局いちばん無駄が出ません。
霧吹きやスチームでシャトルを湿らせる方法は、シャトル専門メーカーが公式に「おすすめできません」としています。
理由は3つ。水分が均一に入らず飛び方が不規則になること、水鳥の羽根はもともと撥水性が高く均一に吸わせるのが難しいこと、水を含んで重くなり飛びすぎること。
現場では冬場の乾燥対策として広く行われている方法ですし、効果を感じている人がいるのも事実です。ただ、メーカーが勧めていないことは知ったうえで判断したいところ。
メーカーの案内から素直に導けるのは、湿らせるより乾かさないという方向です。
- 筒のキャップを閉めて保管する
- 練習の直前に体育館へ持ち込み、常温に馴らしてから開ける
- 車内・暖房の直風・窓際を避ける
水分を足す手より、環境の変化を減らす手のほうが安全です。
※この3点はメーカーが冬の対策として明示しているものではなく、保管の案内から筆者が整理したものです。
対策2|球数を使う練習を、ナイロンシャトルに置き換える
ここは調べていていちばん驚いたところです。ナイロンシャトルは「高いけど長持ち」だと思っていたのですが、1球あたりで見ると水鳥の練習球より安いものがありました。
| モデル | 入数 | 価格 | 1球あたり | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| メイビス600(M-600P) | 6球 | 1,980円 | 330円 | ウイングリブ構造・耐久性重視 |
| メイビス2000(M-2000P) | 6球 | 1,760円 | 293円 | ウイングリブ構造・飛行性重視 |
| メイビス40(M-40P) | 6球 | 1,210円 | 202円 | 経済性重視 |
| メイビス40(M-40BP/M-40CBP) | 3球 | 693円 | 231円 | 少量パック |
| メイビスフィールドII(M-F2CBP) | 3球 | 1,320円 | 440円 | 屋外用 |
税込。出典=ヨネックス公式オンラインショップ「ナイロンシャトル」カテゴリ(2026年8月時点)。1球あたりは筆者の計算です。
比べてみます。水鳥のエアロセンサ200が約330円/球、メイビス600がちょうど同じ330円/球、メイビス40なら202円/球。
しかもヨネックスは、メイビス600について「当社水鳥シャトル対比で2倍以上の耐久性」と公式ショップの商品ページに明記しています。
つまり、1球の値段が同じで、もつ回数が倍以上。球数を使う練習に限れば、置き換えの効果はかなり大きいということになります。
向く:ラケットにまだうまく当てられない初心者の練習、ノック、強打の打ち込み、ラリーを長く続ける基礎練
向かない:試合を意識したコントロール練習、ヘアピンなど回転を使うショット
飛び方が水鳥と違うので、全部をナイロンに置き換えるのは逆効果です。ヨネックスも公式FAQで「水鳥シャトルコック・ナイロンシャトルコック併用練習マニュアル」というPDFを公開していて、段階を踏んで使い分ける前提になっています。
全部やろうとすると必ず反対されるので、まず基礎打ちの前半1コマだけ、が現実的だと思います。
ちなみに、うちの子が通っているクラブは、見ている限り水鳥だけです。ナイロン併用はまだ少数派なのかもしれません。
まずは球数を使う練習だけ置き換えて、年間の消費ダース数がどう変わるか試してみるのが早いです。
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対策3|温度表示番号を季節に合わせる
シャトルの筒に書いてある番号は、適正な気温を表しています。合っていない番号を使うと、飛ばないぶん強く打つことになります。
| 番号 | 適正温度 | 日本で使う目安(筆者の整理) |
|---|---|---|
| 1 | 33℃以上 | 国内ではほとんど見かけない |
| 2 | 27℃〜33℃ | 真夏 |
| 3 | 22℃〜28℃ | 春・秋 |
| 4 | 17℃〜23℃ | 春・秋 |
| 5 | 12℃〜18℃ | 冬 |
| 6 | 7℃〜13℃ | 国内ではほとんど見かけない |
| 7 | 7℃以下 | 国内ではほとんど見かけない |
出典=ヨネックス「トーナメント(F-90)」商品ページの温度別適正分類表(温度帯のみ。右列の季節の目安は筆者の整理です)。
番号は筒のラベルに大きく印刷されています。店頭で並ぶのはおおむね3番・4番で、真夏に2番、真冬に5番を置く店がある程度。1・6・7はまず見かけません。
RSLの説明では、番号が1つ違うと同じ条件で打ち出したときの飛距離が約30cm変わります。数字が大きいほどよく飛ぶので、寒い時期は5番、暑い時期は2番、という向きです。
なお、番号による耐久性の差はありません。番号が原因ではないので、冬の壊れやすさは低温や乾燥といった季節側の要因と考えたほうが自然です。
対策4|試合球と練習球のグレードを分ける
いちばん単純ですが、効きます。トーナメント(F-90)とエアロセンサ200(AS-200)では、1ダースあたり5,060円の差があります(2025年8月時点のメーカー希望小売価格)。
- 試合・大会前の実戦練習:第1種検定球(試合で使う球に合わせる)
- 基礎打ち・ノック・体力練:エアロセンサ200〜300クラス、またはナイロン
- フォームがまだ固まっていない段階:ナイロン中心でよい
第1種検定合格球は筒に金色のシール、第2種は銀色のシールが貼られています。協会主催の大会で使えるのは第1種です。逆に言えば、普段の練習で第1種を使い切る必要はないということでもあります。
第1種にはシャトルの検定区分(金シール)と大会の区分の2つがあり、別の話です。あとで出てくる「第1種大会」は大会のほうを指します。
対策5|合成素材シャトルを検討する
協会の検定もBWFの承認も、2026年に入って実際に通り始めました。国内では3月から、協会主催の第1種大会でも合成素材シャトルを選べます。次の章でまとめます。
クラブ・部活でできること
個人の工夫だけだと限界があるので、チーム単位で効く手も並べておきます。
- 1コマあたりの使用球数を決めておく
- 落ちた球をすぐ捨てず、ノック用に「二軍」として落とす運用にする
- 年度初めにまとめて共同購入し、保管担当を決める(保管が悪いと共同購入の意味が薄れる)
- 基礎打ちの一部をナイロンに切り替える日を作る
うちの子どものクラブは、シャトル代が月会費に含まれている形です。この形だと、値上げは日々の支払いでは見えず、会費の見直しという形でまとめてやってきます。
見えにくいぶん、動いたときの幅は大きく感じられます。逆に言えば、早めに使い方の工夫を入れておくほど、会費に手をつける時期を後ろへずらせるということでもあります。
合成素材シャトルは、もう使えるのか
結論から言えば、練習球としてはもう選べます。国内の第1種大会でも、2026年3月から選択できるようになりました。
ヨネックス CROSSWIND 70(2026年3月発表)
ヨネックスが2026年3月3日に発表した合成素材シャトルです。翼部は多孔質構造のナイロン、軸部はナイロンとカーボン、コルク部は天然コルク。ニュースリリースには約15年にわたって天然羽根を使わないシャトルの開発に取り組んできたと書かれています。
日本バドミントン協会の検定合格品(合成球)として案内されています。
6球入り・メーカー希望小売価格4,510円(税込)とされています。1球あたり約752円で、これは最上位の水鳥シャトル トーナメント(F-90)とほぼ同じ水準です。
安いから選ぶものではなく、何球打てるかで選ぶ製品だと分かります。
※この価格と入数はヨネックス公式の製品ページが画像で作られており文字として確認できなかったため、専門ブログ経由の情報です。購入前に販売店で確認してください。
先行していたのはミズノとVICTOR
| メーカー・モデル | 発表・発売 | 入数・価格 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| ミズノ TECH FEATHER 03 | 2020年3月発表/同年4月発売 | 1ダース 4,730円 | 人工羽根の合成球として初の協会公認球(2020年度検定合格) |
| VICTOR NCS Pro | 2025年5月31日発売 | 12球入り・オープン価格 | 2026年3月1日に協会 第1種検定合格球 |
| ヨネックス CROSSWIND 70 | 2026年3月発表 | 6球入り 4,510円 | 協会 検定合格品(合成球) |
ミズノは発売時のリリースで、TECH FEATHER 03の耐久性を天然シャトル比で約2倍(自社調べ・36球平均の打撃回数比較)、スマッシュ時の減速率の差を1.0%未満としています。1ダース4,730円は1球あたり約394円で、エアロセンサ300と同水準です。
価格は各社の発表時点のものです。ミズノの4,730円は2020年発表時の価格なので、現在は改定されている可能性があります。VICTORはオープン価格のため実売で確認してください。
BWFの承認はどこまで進んだか
2026年4月8日、BWF(世界バドミントン連盟)が合成シャトルの使用承認を発表しました。
- 対象大会:BWF Grade 3大会およびJunior International大会
- 承認された製品:VICTOR New Carbon Sonic Max(SC-NCS-MAX-12)/YONEX CROSSWIND 70
- 位置づけ:トップレベルの大会で使えるかを判断するための長期評価の一環。選手・技術役員・大会運営者からフィードバックを集める方針
※VICTORの承認製品名は New Carbon Sonic Max で、上の表の NCS Pro と同一製品かどうかは公式には確認できていません。
つまり、世界選手権のような最上位カテゴリーで即座に置き換わるという話ではありません。ただ、国際大会の一角で実戦投入が始まったことは事実です。
練習球としてなら、もう普通に選択肢に入ってきた段階かなと思います。
なお、記事で取り上げたクロスウィンド70は、いまのところAmazonでの取り扱いが見当たりませんでした。実際に買えるのはVICTORのカーボンシャトル系が中心です。1球あたりでは水鳥と大きく変わらないので、何球打てるかで比べるのが正しい選び方です。
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これからも上がるのか
今後さらに上がるかどうかは、メーカーの発表がない限り分かりません。ただ、羽根の供給が急に戻る材料は見当たらないというのが現状です。各社が合成素材シャトルの開発と検定取得を急いでいること自体が、その見通しを物語っているようにも見えます。
よくある質問
- 霧吹きでシャトルを湿らせると長持ちするって本当ですか?
-
現場では広く行われていますが、シャトル専門メーカーのRSLは公式サイトで非推奨としています。理由は本文の対策1にまとめました。効果を感じている人がいるのも事実なので、メーカーが勧めていない前提で判断してください。
- 部活のシャトル代は、どのくらいが相場ですか?
-
公的な統計は見つかりませんでした。個人ブログの試算では、公立の中学・高校で部費・消耗品費込みの年間3万〜5万円程度、私立で10万円程度という目安が示されています。あくまで目安で、練習量と学校の負担方針でかなり変わります。
- 羽根が1本折れたシャトルは、もう使えませんか?
-
試合や実戦練習には向きませんが、ノックや素振りの確認には使えます。落ちた球をすぐ捨てず、練習用の「二軍」に落とす運用にしているクラブは多いです。
- 合成素材シャトルは公式戦で使えますか?
-
国内では、日本バドミントン協会の検定に合格した合成球が、2026年3月1日以降の協会主催 第1種大会で選択・使用できるようになりました。国際大会ではBWFが2026年4月にGrade 3大会とJunior International大会での使用を承認した段階です。出場する大会の要項で必ず確認してください。
- 安いシャトルを買えば節約になりますか?
-
一概には言えません。安さの分だけ当たり外れが出ることがあり、練習前に使える球と使えない球を分ける手間が増えることもあります。単価だけでなく、実際に打てた球数まで含めて考えたほうが実態に近くなります。
まとめ|明日からやること
- 使い終わったシャトルを筒に戻して立てる。車に置きっぱなしにしない
- まとめ買いは使い切れる量まで(手元に来てから3〜4か月が目安)
- 基礎打ちの一部をナイロンに置き換える。メイビス40なら1球約202円
- 筒の温度表示番号を季節に合わせる(夏2番・春秋3〜4番・冬5番)
- 練習球に第1種検定球を使っていないか見直す
- 合成素材シャトルは1球あたりでは安くない。何球打てるかで比べる
シャトル代は一度上がると下がりません。同じ予算で続けるなら、買い方より使い方を変えるほうが早いと思います。

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