現状、困っていることがないのならアップデートはしないでおきましょう。
更新の前に
SwitchにAtmosphereを導入して、Emunandにて運用している方用の記事です。
これから導入する方は、以下の記事を参考にして下さい。
OFWをアップデートする
事前準備として、OFWからProd.keysを抜き出さなければいけません。
ですので、先にOFWを16.0.3にアップデートしましょう。
ただし、ここで注意が必要です。
microSDカードに格納されている、現状のAtmosphereについてです。
これが、16.0.3に未対応状態だと、CFWが起動できなくなります。
なので、本体の更新と同時に、
必ず、microSD内の Attomosphereやらsigpatchやらhekateのバージョンを更新しましょう。
CFW導入時に記事でも述べましたが、
「Atmosphere」「HEKATE」「Sigpach」については、
本体バージョンを最新に更新するたびに対応バージョンへの更新が必要です。
なお、対応状況は以下の記事を参照ください。
Atmosphereを更新する
16.0.3に対応している、Atmosphereは以下よりダウンロード。
(2023.08.04日現在では、1.5.4でした。)
アクセスし、最上段のファイルをダウンロードします。
解凍して出てきたファイルをSDカードへコピーします。
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
SDカードを本体から抜き出して、ファイルをコピーしましょう。
hekateを更新する
16.0.3に対応している、hekateは以下よりダウンロード。(2023.08.04日現在では、v6.0.5 & Nyx v1.5.4でした)
アクセスし、最上段のファイルをダウンロードします。
解凍して出てきたファイルをSDカードへコピーします。
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
Sigpatchを更新する
16.0.3に対応している、sigpatchは以下よりダウンロード。(2023.08.04日現在では、Switch-Firmware 1.0.0 bis 16.0.3 und Atmosphère v1.5.4 (3cb54e2b4)verでした)
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
Lockpick_RCMの準備
GitHubで、Nintendo Switchの暗号鍵を抜き出すことができる、Picklock_RCM v1.9.10がリリースされていました。
しかし、【テイクダウンリクエスト】で、今はダウンロードできないようです。
封鎖されまでの最新verは、Lockpick_RCM v1.9.10 でした。
「Lockpick_RCM.bin」というファイルがダウンロードをどこからか入手してきたら、
このファイルを SDカード へコピーします。
コピー先は、「 bootloader」フォルダ → 「payloads」フォルダ
TegraExplorer.binの準備
ファームウェアの吸い出し作業には、「bin」が必要になります。
以下のサイトから、「TegraExplorer.bin」 をダウンロードします。(2023.08.04現在では、Hotfix 16.0.0verが最新でした)
このファイルを SDカード へコピーします。
コピー先は、「 bootloader」フォルダ → 「payloads」フォルダ
本体のファームウェアを16.0.3にアップデート
これで、16.0.3にアップデートしても、atmosphereがきちんと起動するはず(ドキドキ)
ここで、ものすごく注意してください。
以下の方法を使うと、パソコン不要でラクチンですよ!
絶対に、CFWの状態でネット接続しないように!! BANされてしまうかもしれません。
アルバムを開いて、hbmが表示されたらCFW状態です。
必ずチェックするようにしましょう。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/05/2022061016230200-57B4628D2267231D57E0FC1078C0596D.jpg)
アップデートの手順
Prod.keysを用意します
「鍵」を抜き出します。
用意する「prod.keys」 は、吸い出す本体バージョンと同じか、
または、それ以上のバージョンの本体から吸い出さなければいけません。
つまりは、本体のVerをアップした場合、必ず必要な作業になります。
Lockpick_RCMの起動
Hekateメニューから起動させる
Switchの電源を落として、Hekateメニューを起動します。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/nyx20220609_161122.jpg)
Hekateメニューにはアイコンが3つ並んでいます。
右から2番目の、「Payloads」を開きます。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/nyx20220609_161127.jpg)
SDカードにしっかり保存できていれば、「Lockpick_RCM.bin」が表示されます。
こちらを をタップします。
prod.keysをSwitchから抜き出します
Loclpick_RCMを起動させます。
無事に起動すると、画面が以下に変わります。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/05/4CDC1E56-0283-449C-A0F5-40C3BBC9744D.jpeg)
操作方法が、この時は特殊になります。
- 上下移動:ボリュームボタン
- 決定:電源ボタン
ここで、ファームウェアの抜き出し先を選択します。
Dump from Sysnand と Dump from Emunand が、ありますが、
Dump from Sysnand を選択します。
電源ボタンで決定すると、作業が進み、以下の画面になります。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/05/CFBFDB43-5E38-4DC7-82D7-29C46F7B782C.jpeg)
この画面になれば、無事に「prod.keys」の抜き出しが完了です。
抜き出した「prod.keys」はSDカードに保存されます。
SDカード内の、「Switch」フォルダの中に、 「prod.keys」 が保存されます。
音量ボタンを押すと、前の画面に戻ります。
Reboot to hekate を選択してください。
OFWを吸い出す
TegraExplorer.bin を起動する
Switchの電源を落として、Hekateメニューを起動します。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/nyx20220609_161122.jpg)
Hekateメニューにはアイコンが3つ並んでいます。
右から2番目の、「Payloads」を開きます。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/nyx20220609_161127.jpg)
SDカードにしっかり保存できていれば、「TegraExplorer.bin」が表示されます。
こちらを をタップします。
吸い出し方法の手順の説明
ここでエラーがでた人は、「prod.keys」の吸い出しを忘れているか、ミスっています。
ここで述べてるエラーとは、白文字で表示され、エラー理由が表記されます。
順調な方は、以下の画面になります。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_020ae0ff.jpg)
「prod.keys」の吸い出し時と似たような画面です。
ですが、通常のボタン操作が可能です。
十字キーで、一番下から2番目にある「FirmwareDump.te」 を選んで、Aボタンで決定。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/06/Screenshot_0d4dd725.jpg)
そうすると、
「Sysnand」か「Emunand」かを選ぶことができます。
吸い出したい方のnandを選びます。
なお、選択部分より上に「sysnand」と「emumnand」のファームウェアのバージョンが表示されています。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/05/C9618891-A02A-49ED-BE23-F3AB57EE2B6F-e1654931231670.jpeg)
選択が決定すると、そのまますぐに開始されます。
上の写真は完了後の写真です。
153sと表示されていれば、それは所要時間です。
何かボタンを押せば、メニュー画面に戻ることができます。
Power off してください。
吸い出したファームウェアは、SDカード内の「tegraexplorer」フォルダ→「Firmware」フォルダ→「バージョン」フォルダにあります。
Daybreakでアップデートする
アップデートしたいnandを起動(EmuNand)
アップデートしたいNANDでSwitchを起動する。
設定 → 本体 で、バージョンとEmunandかどうかが確認できますよ
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h15_02.png)
Daybreakの起動・手順
hbmを開きます。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h16_23.png)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h17_07.png)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h18_04.png)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2022/05/2022061016235900-4E551BEEBAD303591E38565E64373519.jpg)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h18_41.png)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h18_54.png)
有効になっているかチェック
- prod.keysとファームウェアファイルのチェックが入る
- 「Update is valid!」と表示されていることを確認(アップデートは有効)
エラーがでたときは、鍵かファームウェアの吸い出しをミスっていると思います。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h20_42.png)
設定の保持を選択します
- 「Preserve settings」:現在の設定を保持
- 「Reset to factory settings」:アップデート後に初期化
「Preserve settings」を選びます
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h20_55.png)
「FAT32」でSDカードをフォーマットしているはずなので、左側を選択します。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h21_05.png)
0%の状態から、なかなか動き出しません。
ちょっとドキドキしてしまいます。(1~2分くらい動かない)
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h22_30.png)
最後。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h23_19.png)
① シャットダウン
② リブート
を訊かれるので、好きな方を選択します。
まとめ
設定 → 本体 から、ちゃんと更新されたか確認します。
![](https://yafutaminc.com/wp-content/uploads/2023/08/2023-08-04_17h25_22.png)
更新されたかチェック!
- 本体のバージョン → 16.0.3になってる!
- 末尾の表記 → Emunandを表す、「E」がついてる!
お疲れさまでした。
後は、アップデートによる予期せぬ不具合が発生しないことを祈るのみ。
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