現状、困っていることがないのならアップデートはしないでおきましょう。
更新の前に
SwitchにAtmosphereを導入して、Emunandにて運用している方用の記事です。
これから導入する方は、以下の記事を参考にして下さい。
CFWの導入方法
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Switch(15.0.0)にCFW(Atmosphere)を導入(Switch改造)する方法の解説 ~画像を交えてしっかり説明~
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本体のバージョンを15.0.0にアップデートする前の準備
事前準備として、OFWからProd.keysを抜き出さなければいけません。
ですので、先にOFWを15.0.0にアップデートしましょう。
ただし、ここで注意が必要です。
microSDカードに格納されている、現状のAtmosphereについてです。
これが、15.0.0に未対応状態だと、CFWが起動できなくなります。
なので、本体の更新と同時に、
必ず、microSD内の Attomosphereやらsigpatchやらhekateのバージョンを更新しましょう。
CFW導入時に記事でも述べましたが、
「Atmosphere」「HEKATE」「Sigpach」については、
本体バージョンを最新に更新するたびに対応バージョンへの更新が必要です。
なお、対応状況は以下の記事を参照ください。
SwitchのFWへの対応状況
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Switch をCFWするために必要なファイルの更新・最新状況
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Atmosphereを更新する
15.0.0に対応している、Atmosphereは以下よりダウンロード。
(2022.10.14日現在では、1.4.0でした。そして、「pre-release」と表記されています)
アクセスし、最上段のファイルをダウンロードします。
解凍して出てきたファイルをSDカードへコピーします。
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
すでに、FTPDアプリを導入していると、「SDカード抜き出さなくてもできんじゃん!」と思うのですが、
ファイルコピー時にエラーになります。
今回は油断していたら、Switchを更新してしまったので、SDカードに直接書き込みます。
SDカードを本体から抜き出して、ファイルをコピーしましょう。
hekateを更新する
15.0.0に対応している、hekateは以下よりダウンロード。(2022.10.14日現在では、v5.9.0 & Nyx v1.4.0でした)
アクセスし、最上段のファイルをダウンロードします。
解凍して出てきたファイルをSDカードへコピーします。
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
Sigpatchを更新する
15.0.0に対応している、sigpatchは以下よりダウンロード。(2022.10.14日現在では、2022.10.12verでした)
解凍後のフォルダ内のファイルを、SDカードの同名フォルダ内へコピーです。
以前のファイルが入っていますが、上書きしてしまって大丈夫です。
Lockpick_RCMの導入
SDカードをSwitchから抜き出してあるついでに、もう1つファイルを入れておきます。
これは後々の作業に必要になります。
OFWからFWファイルを抜き出すのに使用します。(2022.10.14日現在では、v1.9.8でした)
「Lockpick_RCM.bin」というファイルがダウンロードされます。
このファイルを SDカード へコピーします。
コピー先は、「 bootloader」フォルダ → 「payloads」フォルダ
本体のファームウェアを15.0.0にアップデート
これで、15.0.0にアップデートしても、atmosphereがきちんと起動するはず(ドキドキ)
ここで、ものすごく注意してください。
以下の方法を使うと、パソコン不要でラクチンですよ!
らくちんペイロード方法
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Switchをパソコン無しで(使わずに)ペイロードして起動する ~RCMloaderの使い方~
続きを見る
絶対に、CFWの状態でアップデート(ネット接続)しないように!! BANされてしまうかもしれません。
アルバムを開いて、hbmが表示されたらCFW状態です。
必ずチェックするようにしましょう。

アップデートの手順
Prod.keysを用意します
以下のページを参考に、「鍵」を抜き出します。
ちなみに・・・
用意する「prod.keys」 は、
吸い出す本体バージョンと同じか、
または、それ以上のバージョンの本体から吸い出さなければいけません。
つまりは、本体のVerをアップした場合、必ず必要な作業になります。
鍵抜き出しの、詳しい説明はこちら
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Switchからの prod.keysを抜き出す方法(手順)の説明
続きを見る
Switchの、OFW(本体のファームウェア)を吸い出します
以下のページを参考に、emunandへインストールする本体のファームウェアを吸い出します。
ファームウェア吸い出しの詳しい説明はこちら
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Switch本体から、OFWのファームウェアを吸い出す方法を説明します
続きを見る
カスタームテーマを外さないとアップデート後の再起動後、エラーが発生し起動しなくなることがありますので事前に外しましょう
Daybreakでアップデートする
アップデートしたいnandを起動(EmuNand)
アップデートしたいNANDで起動する。
設定 → 本体 で、バージョンとEmunandかどうかが確認できますよ

Daybreakの起動・手順
hbmを開きます。






有効になっているかチェック
- prod.keysとファームウェアファイルのチェックが入る
- 「Update is valid!」と表示されていることを確認(アップデートは有効)
エラーがでたときは、鍵かファームウェアの吸い出しをミスっていると思います。

設定の保持を選択します
- 「Preserve settings」:現在の設定を保持
- 「Reset to factory settings」:アップデート後に初期化
「Preserve settings」を選びます

「FAT32」でSDカードをフォーマットしているはずなので、左側を選択します。

最後。

① シャットダウン
② リブート
を訊かれるので、好きな方を選択します。
まとめ
設定 → 本体 から、ちゃんと更新されたか確認します。

更新されたかチェック!
- 本体のバージョン → 15.0.0になってる!
- 末尾の表記 → Emunandを表す、「E」がついてる!
お疲れさまでした。
後は、アップデートによる予期せぬ不具合が発生しないことを祈るのみ。