【令和8年度】技術士二次試験・建設部門「建設環境」予想問題|選択科目の傾向と対策

「建設環境」は、脱炭素(GX)・生物多様性・環境アセスメントが問われる科目です。

令和8年度・建設部門の筆記試験は令和8年7月20日(月・祝)。この記事では選択科目「建設環境」の近年の出題傾向を分析し、令和8年度の予想問題と答案のポイントを紹介します。

この記事でわかること
  • 選択科目(Ⅱ-1専門知識/Ⅱ-2応用能力/Ⅲ問題解決)の出題形式
  • 近年の頻出テーマ
  • 令和8年度の予想問題+答案構成のポイント
ご注意

本記事の予想は当ブログ独自の分析であり、的中や合格を保証するものではありません。最新の試験情報は必ず公式(日本技術士会)でご確認ください。

目次

選択科目(Ⅱ・Ⅲ)の出題形式

  • Ⅱ-1 専門知識:4設問から1問選択・答案1枚。
  • Ⅱ-2 応用能力:2設問から1問選択・答案2枚。調査→保全措置の計画→施工(環境管理)→関係者調整
  • Ⅲ 問題解決能力:2問から1問選択・答案3枚。観点を明記した課題→最重要課題の解決策→新たなリスクと対応

近年の頻出テーマ

区分近年問われているテーマ
Ⅱ-1(専門知識)環境影響評価(アセス手続)、騒音・振動、大気・水質(濁水処理)、土壌汚染、建設リサイクル、生物多様性、緑化・景観
Ⅱ-2(応用能力)事業の環境保全措置の検討、環境アセスの実施、建設副産物のリサイクル計画
Ⅲ(問題解決)カーボンニュートラル・脱炭素(GX)、生物多様性・グリーンインフラ、循環型社会(建設リサイクル)

令和8年度 予想:Ⅱ-1(専門知識)の重点キーワード

Ⅱ-1 予想キーワード
  • 環境影響評価(配慮書・方法書・準備書・評価書の手続)
  • 騒音・振動の環境基準・予測・対策
  • 水質(濁вод処理・SS)、大気環境
  • 土壌汚染対策(汚染土壌の調査・処理)
  • 建設リサイクル法と建設副産物の再資源化
  • 生物多様性の保全(ミティゲーション=回避・低減・代償)
  • 緑化・ヒートアイランド対策/景観

令和8年度 予想:Ⅱ-2(応用能力)

Ⅱ-2 予想設定例

想定:事業に伴う環境保全措置の検討、環境アセスメントの実施、建設副産物のリサイクル計画という設定で、(1)調査・検討事項、(2)業務の手順と留意点、(3)関係者との調整 を問う形が定番です。

✍️ 答案構成の骨子(例)

  • 調査=環境現況の把握、影響予測(騒音・水質・生態系等)
  • 計画=保全措置(回避→低減→代償)の検討、目標の設定
  • 施工=環境管理(モニタリング)、濁水・粉じん・廃棄物対策
  • 関係者調整=住民・行政・専門家・事業者との合意形成

令和8年度 予想:Ⅲ(問題解決)2選

予想Ⅲ-①:建設分野のカーボンニュートラル・脱炭素(GX)

📝 予想問題(Ⅲ)①

2050年カーボンニュートラルに向けて、建設分野でもCO2排出量の削減とCO2吸収量の増加が求められている。GXが加速する中、建設環境を専門とする技術者の立場で(1)〜(3)に答えよ。

(1)観点を明記した課題3つ/(2)最重要課題の複数解決策/(3)新たなリスクと対策

💡 出題のねらい・背景
本科目の最重要・本命テーマ。必須科目でも問われた脱炭素を、環境の専門で深掘りする形で令和8年度も有力。

✍️ 答案構成の骨子(例)

  • 観点例:①施工・材料の低炭素化(技術)/②吸収源・グリーンインフラ(技術)=緑化・木材利用/③評価・制度(制度)=CO2の見える化
  • 最重要課題=建設活動の低炭素化。解決策=低炭素材料・建設機械の電動化、再生資材の活用、グリーンインフラ・ブルーカーボン、LCA(ライフサイクルでのCO2評価)
  • 新たなリスク=コスト増・評価手法の未確立 → ライフサイクル評価・調達インセンティブで対応
🔑 押さえるキーワード

2050カーボンニュートラル、GX、低炭素材料、建設機械の電動化、グリーンインフラ、ブルーカーボン、LCA

予想Ⅲ-②:生物多様性の保全・自然共生(グリーンインフラ)

📝 予想問題(Ⅲ)②

「ネイチャーポジティブ(自然再興)」や30by30目標を背景に、社会資本整備において生物多様性の保全と自然との共生が一層求められている。建設環境を専門とする技術者の立場で(1)〜(3)に答えよ。

(1)観点を明記した課題3つ/(2)最重要課題の複数解決策/(3)新たなリスクと対策

💡 出題のねらい・背景
生物多様性・グリーンインフラは近年急速に重要度が増すテーマ。Eco-DRRや流域治水とも絡み、令和8年度に有力。

✍️ 答案構成の骨子(例)

  • 観点例:①影響の回避・低減(技術)=ミティゲーション/②自然を活かす(技術)=グリーンインフラ・Eco-DRR/③合意形成・評価(社会・制度)
  • 最重要課題=開発と生物多様性の両立。解決策=ミティゲーション(回避・低減・代償)、グリーンインフラ・多自然川づくり、生態系ネットワーク、モニタリング
  • 新たなリスク=効果の不確実性・長期管理 → 順応的管理・専門家連携で対応
🔑 押さえるキーワード

ネイチャーポジティブ、30by30、生物多様性、ミティゲーション、グリーンインフラ、Eco-DRR、順応的管理

「建設環境」答案のコツ

STEP
Ⅱ-1はアセス手続と各環境要素

環境アセスの手続と、騒音・水質・廃棄物・生物など各要素を押さえる。

STEP
Ⅱ-2は保全措置の階層で

回避→低減→代償の順(ミティゲーション)で保全措置を検討する。

STEP
Ⅲは脱炭素と生物多様性

カーボンニュートラルとネイチャーポジティブが二大テーマ。

STEP
最新の環境政策を背景に

GX・30by30・グリーンインフラなど最新動向で時事性を示す。

まとめ

この記事のまとめ
  • 令和8年度・建設部門の筆記試験は7月20日(月・祝)
  • 本科目はⅡ-1専門知識/Ⅱ-2応用/Ⅲ問題解決の3本立て
  • 近年は脱炭素(GX)・生物多様性が頻出
  • Ⅲはカーボンニュートラルと生物多様性を軸に準備

必須科目Ⅰ・他の選択科目の予想問題も順次公開予定です。

参考:最新の試験情報は必ず公益社団法人 日本技術士会でご確認ください。

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