あなたがお持ちのswitchから、ファームウェアを抜き出すには「prod.keys」が必要になります。
これを自分で抜き出すための手順を説明します。
事前の準備
Hekateを起動できるSwitchを用意しなければいけません。
以下のページを参考にして、Atmosphereを導入しておきましょう。
こちらでCFW導入
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Switch(13.2.1)にCFW(Atmosphere)を導入(Switch改造)する方法の解説 ~画像を交えてしっかり説明~
続きを見る
Lockpick_RCMの導入
Lockpick_RCMのダウンロード
以下のサイトから、「Lockpick_RCM」をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは、起動する方法によって保存場所が変わります。
ポイント
- Hekateで起動する人は、SDカード内へ
- パソコンから起動する人は、windows内の任意の場所へ
Hekateのメニューから起動させる場合
ダウンロードした 「Lockpick_RCM」ファイルををSDカード内にコピーします。
SDカード → 「 bootloader」フォルダ → 「payloads」フォルダ
これでHekateから起動する準備は完了です。
パソコン上から、TegraRcmGUIを使って起動させる
デスクトップ等、自身がわかりやすい場所に保存しましょう。
Lockpick_RCMの起動
Hekateメニューから起動させる場合
Switchの電源を落として、Hekateメニューを起動します。

Hekateメニューにはアイコンが3つ並んでいます。
右から2番目の、「Payloads」を開きます。

SDカードにしっかり保存できていれば、「Lockpick_RCM.bin」が表示されます。
こちらを をタップします。
TegraRcmGUI (WindowsPC)から起動させる場合
「Lockpick_RCM.bin」を送るだけですので、以下のサイトを応用ください。
TegraRcmGUIの使い方はこちら
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パソコンからSwitchにペイロード送信する方法の説明~TegraRcmGUIの導入~
続きを見る
prod.keysをSwitchから抜き出します
Loclpick_RCMを起動させます。
無事に起動すると、画面が以下に変わります。

操作方法が、この時は特殊になります。
ポイント
- 上下移動:ボリュームボタン
- 決定:電源ボタン
ここで、ファームウェアの抜き出し先を選択します。
Dump from Sysnand
Dump from Emunand
Sysnandを選択します。
電源ボタンで決定すると、作業が進み、以下の画面になります。

この画面になれば、無事に「prod.keys」の抜き出しが完了です。
抜き出した「prod.keys」はSDカードに保存されます。
SDカード内の、「Switch」フォルダの中に、 「prod.keys」 が保存されます。
終わり
これにで「prod.keys」の抜き出しが完了しました。