2021年度、RCCM(道路)試験に初挑戦し無事に一発合格することができました。
若手技術者さんは技術士を目指しながらも、まずはRCCM試験の合格を目指している人も多いと思います。
合格への最短ルートの助けになればと思い、記録を残しておきます。
合格に向けて取り組むべきこと
試験の仕組みを知る
試験は1日完了で行われず、2日にわけて受験できる
これは大きなアドバンテージですよね。従来の半分の勉強時間ですみます。
私は、9月末にA試験、10月末にB試験を受験しました。
仕事が忙してくても、A、Bそれぞれに一カ月の時間を設けることは可能でしょう。
RCCM試験の合格基準を知って、勉強時間のシミュレーション
問題は大きくわけて、問1~4ですが、それぞれの問題のいずれについても配点の50%以上を得点し、且つ総合点で60%以上で合格となります。
準備することを把握する
A問題とB問題の出題内容をしっかり把握しましょう
- 専門技術部門の業務経歴A問題)
- 業務関連法制度、建設一般の知識、技術者倫理(A問題)
- 管理技術力(B問題)
- 基礎的技術知識(B問題)
- 専門技術知識(B問題)
難しく考えない
出題内容を並べると、小難しくなります。
もっと柔らかく捉えます。言い換えれば、以下の通りです。
- 3つの経歴を用意(A問題)
- 一般知識の向上(A問題)
- 事前提示課題への解答準備(B問題)
- 共通問題について、過去問を用いた暗記(B問題)
- 専門問題について、過去問を用いた暗記(B問題)
合格に向けた準備の開始
A問題に関して
1.3つの経歴を用意する
同年に技術士を受験される方は、ここに付いては「屁」みたいなもんでしょう。
3つの業務経歴について記載を求められますが、うち2つは技術士申請書の5段書きレベルでOKです。
うち1つは、技術士申請書の小論文でOKです。
私は実際、転用のみで新たなインプット作業はしていません。
2.一般知識の向上
RCCM(道路)試験において、私はこれが一番難しかったです(笑)
とは言っても、過去問を解きつつ、
B問題に関して
3.事前提示課題への解答準備(2021年度は、事前に6問の題目が公表された)
事前に6問の題目が向上されますので、それぞれについて回答論文を用意しておきましょう。
基本的には、技術士試験における必須問題の劣化版(なんとも失礼な表現)です。
社内の先輩技術者さんや技術士さんに添削してもらっておけば、恐いものなしです。
4.共通問題について、過去問を用いた暗記
2021年度の試験では、衝撃の結果でした。
なんと、「全問、過去問からの出題」でした。
道路構造令の変更もありましたので、私は過去5年分の過去問を丸暗記して挑みました。
ですが、20問中20問が過去問題からの出題でした。
2022年度も同じ流れを汲むんですかね・・・?
もしそうだとすれば、もう確変状態(笑)
過去問題の解答は、「RCCM受験を応援するページ」さん(リンクあり)の掲示板で皆さんが答えてくれています。
5.専門問題について、過去問を用いた暗記
2021年度の試験では、衝撃の結果でした。
なんと、「全問、過去問からの出題」でした。
道路構造令の変更もありましたので、私は過去5年分の過去問を丸暗記して挑みました。
ですが、30問中30問が過去問題からの出題でした。
って、上と全く同じことを書いている(笑)
30問が同じ問題で、そのうち10問解答なんですよ?
もう完全に「試験」と呼べない(笑)
まとめ
勉強時間に関して
完全集中は5時間
2021年度のRCCM(道路)に対しておこなった勉強時間は5時間くらいです。
暗記用の資料作成まで入れれば10時間くらいです。
同年に技術士試験を受験していたのもあるかもしれません。
RCCM単独の受験だとしても、20時間あれば足りそうな気がする・・。
2022年度に向けて
鋼構造及びコンクリート
2021年同様、過去問からの出題を期待して、鋼構造及びコンクリートを受験しようと思っています。
報告ではなく、取組開始時から投稿していければと思います。
技術士に受かっていればね・・・
ただし、3月11日発表の技術士試験に合格していればね・・・(涙)
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