共通テスト 理科2で得点調整
大学入試センターは1月20日、共通テストの平均点、最高点、最低点、標準偏差値等のデータをまとめた中間集計(その2)も発表した。各教科・科目の平均点は、「国語」105.74点(100点満点に換算すると52.87点)、地理歴史が「世界史B」58.43点、「日本史B」59.75点、「地理B」60.46点。公民が「現代社会」59.46点、「倫理」59.03点、「政治・経済」50.96点、「倫理/政治・経済」60.59点。 数学が「数学I・A」55.65点、「数学II・B」61.48点。理科1が「物理基礎」28.19点(同56.38点)、「化学基礎」29.42点(58.84点)、「生物基礎」24.66点(49.32点)、「地学基礎」35.03点(70.06点)。理科2が「物理」63.39点、「化学」48.56点、「生物」39.74点、「地学」49.88点。外国語が「英語(リーディング)」53.82点、「英語(リスニング)」62.35点。
得点調整は、1月14日と15日に実施した共通テスト本試験のうち、「物理」「化学」「生物」の間で行う。大学入試センターが発表した理科2換算表によると、たとえば「化学」の結果が50点であれば、「素点」の50の行の「化学」の列のマスにある57が調整後の「化学」の得点となる。また、「生物」の結果が60点であれば、「素点」の60の行の「生物」の列のマスにある72が調整後の「生物」の得点となる。なお、「地学」は、受験者数が1万人未満のため、得点調整の対象としない。
大学入試センターは18日、大学入学共通テストの平均点の中間集計を発表した。得点調整の対象となる理科専門4科目のうち、生物が前身の大学入試センター試験を通じて過去最低となり、物理と20点以上の差がついたため調整が実施される可能性がある。最終的な実施の有無は20日、平均点の最終集計は2月6日に発表する。
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