小学生の子どもが勉強をしなくて困っていないでしょうか?
やる気を高めさせることができれば、子どもは自然と勉強するものですよ。
当記事で紹介する「3つの方法」を実践して、勉強のやる気を高めさせてあげましょう。
勉強させたいのなら、やる気を高めさせよう
なぜ、子どもは勉強しないのでしょうか?
やはり、将来に危機感がないからこそ、勉強をしないはずです。
小学生である以上は、あまり将来について考えませんからね。
まさに、小学生にとって「勉強=意味のないこと」になりがちなため…
多くの小学生は、勉強をしないのです。
では、親であるあなたは、なぜ子どもに勉強させたいのでしょうか?
やはり、「将来は困ってほしくない」と思うからこそ、勉強させたいのではないでしょうか?
- 小学生の子ども…あまり将来について考えない→勉強をしない
- 小学生の親…子どもの将来について考える→勉強をさせたい
ということですね。
まさに、正反対であるため、子どもと親が分かち合うのは難しいのです。
親が「将来は困ってほしくないこと」を子どもに説いたところで…
子どもはあまり理解できませんからね。
では、「子どもにとっての勉強するメリット」でアプローチをしたら、どうなるでしょうか?
例えば、「宿題をやったらお菓子をあげる」といった感じです。
このように、勉強するメリットを子どもが感じられれば…
子どものやる気は高まるのではないでしょうか?
この、「勉強するメリットを感じさせて、子どものやる気を高める」というのが…
当記事で推させていただく、「子どもに勉強をさせるコツ」になります。
やる気を高める3つの方法とは?
「子どもにとっての勉強するメリット」でアプローチをすれば…
子どものやる気を高めさせてゆくことができるわけです。
ひいては、子どもは机に向かって、勉強をする可能性が高まります。
では、どのようにすれば、子どものやる気を高めることができるのでしょうか?
ここからは、「子どものやる気を高める方法」を提案させていただきます。
<方法1>ご褒美を与える
「小学生の子どもにとっての勉強するメリット」とは、はたして何なのでしょうか?
単純ではあるのですが、ご褒美を与えれば、小学生の子どもは勉強するメリットを感じます。
つまり、上手にご褒美を与えてゆけば、子どもは勉強しやすくなるのです。
◇毎日のように「軽いご褒美」を与えよう
「子どもにご褒美を与える」とは言っても、適当に何かをあげればいいわけではありません。
やはり、「子どもにとってメリットがあるご褒美」を与えなければ、全く意味がないのです。
例えば、子どもがチョコレート好きであるとします。
この場合、子どもが宿題を終えたら、ご褒美としてチョコレートをあげるのです。
このように、「軽いご褒美」を毎日のようにあげることで…
日々の宿題などをこなしてゆくことができますよ。
◇成績などに応じて、「大きなご褒美」を与える
ときには数千円程度の大きなご褒美を与えることも大切です。
例えば、「学期ごとの通知表の目標」を子どもと決めてはどうでしょうか?
「1学期は◎(二重丸)を10個以上にする」といった感じに、子どもの目標を決めるのです。
そして、「目標を達成したときのご褒美」も子どもと一緒に決めてください。
「1学期に◎(二重丸)を10個以上にしたら、プラモデルを買う」といった感じですね。
このように、「大きなご褒美」があると、長期的な勉強のやる気につながります。
そのため、「通知表の成績を上げよう」などという気持ちにさせることができるのです。
◇褒めてあげるのも1つのご褒美
物を与えることだけがご褒美ではありません。
ときには口で褒めてあげることも、立派なご褒美になります。
ぜひ、些細なことでも構わないので、積極的に褒めてあげてください。
ちなみに、具体的に褒めてあげると、より子どもは喜んでやる気を出すものです。
- 「50分も勉強ができてすごい!」
- 「小テストは75点だったんだ! 前回より3点上がったのはドリルの成果だね!」
- 「まだ夏休みが10日もあるのに宿題が終わるなんて… すごい計画的じゃん!」
といった感じに、具体的に褒めてあげると、「褒めの説得力」が高まりますからね。
そのため、子どものやる気はより高まり、さらに勉強を頑張るかもしれないのです。
ただし、わざとらしく褒めると、子どもから勘づかれるかもしれません。
そのため、親として純粋に「すごい」と思った部分を、自然に褒めるようにしてください。
<方法2>勉強をさせてから遊ばせる
勉強の前に遊んでしまうと、どうなるでしょうか?
遊び疲れてしまって、「もう勉強なんてしたくない」となるかもしれませんね。
ぜひ、勉強をしてから、遊ばせるようにしてください。
そのようにしたほうが、「勉強へのやる気」は高まりやすいですよ。
◇平日は勉強をさせてから、テレビなどを見せたい
勉強をさせてから遊ばせることが大切なわけです。
しかし、子どもが学校から帰宅して、すぐに勉強をさせてしまったら…
友達と遊ぶ時間などが少なくなってしまいますよね。
友達と約束をしているなどという場合は、すぐに遊ばせても問題ありません。
一方で、テレビを見るなど「家での遊び」の前には、勉強をさせるようにしたいのです。
例えば、19時から子どもの好きなテレビ番組が放送されるとします。
この場合、19時までに勉強をさせることが大切なわけですね。
◇土日は勉強をしてから遊ばせたい
土日は子どもにも時間的余裕があるはずです。
そのため、「勉強をしてから友達と遊ぶ」ということもできるでしょう。
例えば、友達と午後から遊ぶ約束をしているのなら…
午前中に勉強をさせるようにすればいいわけです。
このように、勉強をしてから遊ばせるようにすれば…
楽しみ(遊び)が待っているわけですから、勉強のやる気は高まりやすいことですよ。
◇「旅行までに夏休みの宿題を終わらせる」もアリ
大きな宿題などがあるのなら、「大きなイベント(旅行など)」を用意してあげましょう。
そして、「大きなイベント(旅行など)の前」に、大きな宿題が終わるように促しましょう。
例えば、「旅行までに夏休みの宿題を終わらせる」という目標があると…
勉強のやる気は高まるのではないでしょうか?
<方法3>学習環境を大切にする
勉強のやる気を高めるためには、環境作りも大切になってきます。
いくら「勉強をしよう」と思っても、環境が悪かったらやる気は高まりませんからね。
ぜひ、子どものことを考えて、しっかりと環境を作ってあげましょう。
◇子どもにとって「勉強しやすい環境」は異なる
「静かな部屋=勉強しやすい環境」と言い切ることはできません。
子どもにとって「勉強しやすい環境」は異なってくるのです。
- 静かな部屋
- 生活音が聞こえる部屋
- 図書館の学習室
など、「勉強しやすい環境」は子どもによって異なってくるわけですね。
つまり、「勉強は静かな部屋でさせよう」と安易に考えるのは危険だということです。
◇「子どもが勉強しやすい環境」を見極めよう
例えば、子どもは「生活音が聞こえる部屋」にいると、勉強に集中できるとします。
それなのにも関わらず、「静かな部屋」で勉強をさせたら、どうなるでしょうか?
もしかしたら、静かすぎるがために気が散って、勉強がはかどらないかもしれませんね。
このような事態を避けるためにも、「子どもが勉強しやすい環境」を見極めるべきなのです。
「子どもが勉強しやすい環境」を見極めたら、積極的に環境作りをしてあげましょう。
例えば、「子どもは生活音が聞こえる部屋だと勉強に集中できる」と見極めたのなら…
リビングでの勉強を促すことなどが大切になってくるわけですね。
最後に
子どものやる気を高めさせることができれば、勉強もしやすくなります。
ぜひ、当記事で提案した3つの方法を実践して、子どものやる気を高めてあげましょう。
やはり、小学生のうちから勉強習慣を身につけることができれば…
中学生以降も自然と勉強しやすくなるものですよ。
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