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自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増

自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス - 国内 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増

自殺者21万人 男性は13年ぶり増

重要なのは、どのような人々の自殺が増加したのかという点である。まず、男女別にわけると、女性の自殺者数は7,026人で935人増加(15.4%増)したのに対し、男性は14,055人で23人減少(0.2%減)した。

このように、2020年の自殺動向の特徴としては、性別にみると女性、年齢別にみると特に若い世代の自殺増加が顕著であったことをあげることができる。この結果は、コロナ禍において女性と若者のメンタルヘルスが特に悪化しているというOECDの調査結果とも整合的である。

日本は例外的にコロナ禍の悪影響を免れていたのだろうか。残念ながら、その楽観的な予測を裏切るかのように、7月から自殺者数は増加傾向を示すようになる。結果として2020年の自殺者数は21,081人となり、2019年の20,169人から4.5%増加した。自殺者数の増加は2009年以来、11年ぶりの事態であった。

最後に、子ども(未成年)の自殺について触れておきたい。上述の通り、自殺死亡率こそ低いものの、コロナ禍において子どもの自殺増加は顕著であった。図2に示した通り、実はコロナ禍以前から子どもの自殺は増加傾向にある。特に高校生の自殺死亡率は1993年の2.5から2019年の8.8に3倍以上も上昇している。2020年の高校生の自殺者数は339名であり、自殺死亡率は実に11.0を記録している。図からわかるように、これは1985年以降、過去最多である。

子どもの自殺増加については、コロナ禍における学校の混乱に注目しないわけにはいかないだろう。警察庁「自殺統計」によれば、子どもの自殺の原因・動機のトップは学校問題である。その内訳をみると、「学業不振」や「進路の悩み」、そして「学友との不和」が多い傾向にある。緊急事態宣言時の休校措置は学習の進捗状況に混乱をもたらし、受験生はもちろん、学業成績に価値を置く家庭の子どもたちの心理にも悪影響を与えたことは想像に難くない。さらに、多くの地域でみられた夏休みの短縮は、学校に居場所がない子どもたちに相当な苦痛を与えたと考えられる。もちろん、心身が成長途上であり、さらに多感な思春期の只中にある子どもたちの自殺の原因は一つではないことは付け加えておきたい。

去年、1年間に自殺した人の数は全国であわせて2万1584人となり、男性では13年ぶりに増加したことが分かりました。

自殺者数の推移は?

以上をまとめると、コロナ禍にともなって引き起こされた雇用環境の悪化、ストレスフルな家庭環境、さらに将来不安などの心理的ストレスの高まり、生きがいの喪失など、複合的な要因により、女性の自殺増加が引き起こされたと考えられる。もちろん、これら以外の要因の影響も当然あるだろう。さらなる調査・研究の進展を望みたい。

また、家庭環境の悪化も見過ごせない。コロナ禍の生活不安やストレスの増加、さらに外出自粛による在宅時間の増加等を背景とし、DV(ドメスティックバイオレンス)相談件数が増加しており、女性に対する暴力の増加や深刻化が懸念されている(コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会, 2021, 『コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会報告書』)。DVなどの暴力被害経験は自殺の危険性を高めるため、女性に対する暴力の増加は女性の自殺増加を促進した可能性がある。さらに、コロナ禍にともなう一斉休校や外出自粛、テレワークの普及は、女性に多大な家事負担を負わせることになった。内閣府の調査によれば、第一回緊急事態宣言中(2020年4-5月)に、家事・育児時間の増加を感じたり、負担感の大きさを感じたりするのは、男性よりも女性の方が多かった((内閣府「令和2年度男女共同参画の視点からのコロナ禍の影響等に関する調査」)。このような家庭に関するストレスの増加もまた、女性の自殺増加を促進した可能性がある。

また、あまり語られることはないが、家庭の経済状況も子どもの自殺と密接なつながりがある。中高生の意識調査を筆者が分析したところでは、さまざまな要因を考慮しても、家庭の経済状況への悩みを抱えている中高生は、そのような悩みがない中高生よりも、3倍ほど自殺したいと考えやすい傾向がある。また、厚生労働省の「人口動態統計」と「国民生活基礎調査」を調べたところ、保護者が無職の世帯で暮らす子ども(5-14歳)の自殺の危険性が高いことがわかった。2019年の10万世帯当たりの自殺者数は、保護者が無職の世帯で暮らす子どもは11.4人であったのに対し、職を持つ保護者の世帯で暮らす子どもは1.1人だったのである(以上については、金澤ますみほか編『学校という場の可能性を追究する11の物語』明石書店、2021年、第9章を参照されたい)。

コロナ禍においても、経済的に苦しい家庭の子どもの自殺増加が顕著である。表3には2020年と2017年-19年の3年平均の子ども(5-14歳)の自殺者数を世帯類型別に比較した結果を示した。有職世帯で暮らす子どもの自殺は21人増加し、無職の世帯では9人増えている。人数では有職世帯の方が多いが、重要なのは変化率である。有職世帯では30.4%の増加に対し、無職の世帯では実に83.9%の増加を示している。自殺者数が大きいとはいえないので、過大な評価は避けるべきだが、統計上は保護者が無職の世帯で暮らす子どもの自殺増加が著しい。残念ながら、15歳以上の子どもについては世帯類型別に自殺者数が公表されていない。そのためデータを示すことができないが、おそらく同様の傾向が示されているのではないだろうか。

では、なぜ女性の自殺が増えたのだろうか。女性の自殺増加の背景として、まずはコロナ禍に伴う女性の雇用環境の悪化を指摘したい。「NHK・JILPT共同調査」によれば、2020年4月から11月中旬までの約7か月間に、解雇や労働時間の急減等、雇用の変化を経験した割合は女性が男性の1.4倍大きく、解雇・雇止め後の非労働力化は女性が男性の1.6倍大きい。さらに女性の労働時間や収入の回復は男性よりも遅く、女性の雇用環境の悪化は深刻である(周燕飛、2021,「コロナショックと女性の雇用危機」JILPT Discussion Paper 21-09)。警察庁「自殺統計」をみても「主婦」の自殺増加が前年比13.9%であるのに対し、被雇用者の女性の自殺が前年よりも32.0%増加している。さらに、自殺の原因・動機としては、職場の人間関係や仕事疲れなど「勤務問題」を背景とした女性の自殺増加が著しい(前年比40.9%増)。

念のため述べておけば、女性は男性よりも自殺死亡率(人口10万人あたりの自殺者数)は低い。警察庁「自殺統計」によれば、女性の自殺が増加した2020年でも、自殺死亡率は男性23.0、女性10.9であり、2.1倍の格差が存在する。また、若い世代、特に未成年の自殺死亡率も低い。2020年の自殺死亡率は7.1であり、全年齢の自殺死亡率16.8の半分にも満たない。つまり、コロナ禍においては、従来は自殺の危険性が低いとされる人々の間で自殺増加がみられたのである。

ネットユーザーの反応

【自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増】
Renpangzi
中高生の自殺も過去最高。そりゃそうだ、国民のための政治をしていない! ▼自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 岸田文雄 林芳正 外務省 鈴木俊一 財務省 加藤勝信 厚労省 松本剛明 松…
ヒロ (ほぼメシ垢) @セロー:カブ乗り
生活派手にしない、固定費無駄遣いは不便になり過ぎない範囲で削る。 必要コスト減で 「今の仕事が嫌になっても転職すれば良いや😅」 と病気や自死を避けやすくなると思うんだよね 生きるために自死、は本人も周りも辛すぎる 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 Yahooニュース
パフェ
コロナで騒ぐよりこちらの対策しろよ‼︎ 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 Yahooニュース コロナ 自殺
🐈 Shuhei
I hate this Japanese social issue. Suicides in Japan increase in 2022, with first rise among men in 13 years. 自殺者2.1万人 男性は…
kiki
マスクを強要する閉塞感漂う社会じゃあこうなるよね。まずはマスクを外して元の社会に戻らないと。破滅へまっしぐら。 マスクを外そう マスク不要 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 Yahooニュース …
安楽死を夢見る底辺障害弱者ジジイ
自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 ⇒自殺者数は、今後は『公式の統計上は減っていく』と推測してます。さすがに『本当の人数』を公開するのは政府もビビるだろうから。 2006年の『自殺対策基本…
こどもちゃれんじ紹介番号晒し禁止/メルカリ/ 転売ヤー/ジャンカラ/副業/エンジニア
自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 Yahooニュース 大問題だし国の一大事やわ…国民をもっと守れる国にならないと(´・ω・`) 増税までして外国にお金配ってる場合じゃないよ 自殺者数
おばじゅう(おばけかいじゅう)
自分は過去に自殺したことがあるからあえて言うけど、昔と比べて便利になった代わりに、人が要らなくなったと思う。その中で生き残りをかけての暗闘が続いているという感じです。 ↓ 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 Yahooニュース 自殺
k3m6k
#岸田さん何人死なせるのか 失業者や年金生活者中高年で増える 自殺者2.1万人 男性は13年ぶり増 2023年1月20日

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