TW広告なしプラン検討 マスク氏
ツイッター買収案を巡り、マスク氏は米モルガン・スタンレーをアドバイザーに起用した。
既存自動車メーカーによるワクワク感のある商品開発力が衰える中、「随時アップデートされるソフトウェアとしてのクルマ」で消費者の度肝を抜いた、テスラの電気自動車(EV)。名物創業者のイーロン・マスク氏は、「2021年の生産実績の約100万台を、9年後には2000万台に伸ばす」と意気込む。一方、品質評価が低いことや、EV参入が相次ぐ独フォルクスワーゲンやトヨタ自動車といった大手競合など超えるべき壁が多い。売り上げ・株価とも絶好調の秘訣(ひけつ)を探るととともに、現時点での神通力が新興勢力の攻勢をかわせるのか、強みと弱みに迫る。
一方、マスク氏はツイートで、キングダム・ホールディングが直接ないし間接にツイッターの株式をどのくらい保有しているのか、キングダムはジャーナリズムの言論の自由に関してどのような見解を持っているのかと疑問を提示した。
マスク氏はその噂話を楽しんでいるようだ。こんなツイートをすることで、その噂を否定することにも楽しみを見出している。
今回ツイッターを買収して、いろいろやっていくというところなのですが、実はテスラとかスペースXに比べたら、マスク氏にとって、だいぶイージーなのではないかとに思っているのです。
マスク氏は実は迷子になったエイリアン(火星人)なのかもしれない、とファンは噂している。
うまくその考えをコントロールして、従業員を引っ張っていけるような動きができれば、非常に今後面白いのではないか。少なくとも中立のメディアとして、私はマスク氏のツイッターに期待しています。
マスク氏は時々、エイリアンや火星についてツイートする。
ツイッター買収を目指すことで、マスク氏がテスラの経営に十分集中できなくなるのではないかとの懸念も生じ、テスラ株は3.7%安で取引を終えた。
ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、マスク氏は純資産約2600億ドルで世界1位の富豪だが、買収に必要な430億ドルの現金をどう調達するかは明らかにしていない。
実際マスク氏は、具体的なプランを(5月のものですが)いろいろ示しています。例えば2028年までにサブスクリプションサービスから収益を100億ドル上げる。
ミラボー・エクイティ・リサーチのテクノロジー・メディア・通信(TMT)調査責任者、ニール・キャンプリング氏は「これは莫大な現金が必要になる敵対的買収になる」とし、マスク氏は「保有するテスラ株の一部売却か、ないしはテスラ株を裏付けに巨額の借り入れをせざるを得ないだろう」と指摘した。
このツイートにより、マスク氏のツイートがダイムラー社の投資額を10倍に増やしたのか?との憶測が駆け巡ったが、実際はこの金額は元から計画されていたことのようだ。
ウクライナ危機をきっかけにエネルギー分野などで脱ロシアの動きが加速している。この動きは、宇宙関連プロジェクトにも波及しつつある。宇宙分野での脱ロシアを可能にするのが、イーロン・マスク氏の宇宙開発企業スペースXだ。国際宇宙ステーションの軌道管理においてスペースXがロシアに取って代わることを示唆したほか、すでに民間プロジェクトではロシアの代わりに衛星を打ち上げる契約を締結するなどしている。ウクライナ危機でスペースXを取り巻く環境はどのように変化しているのか、最新動向を追ってみたい。
投資調査会社ニュー・コンストラクツのデービッド・トレーナーCEOは「数兆ドルの時価総額を持つ企業のCEOとして、マスク氏はテスラに集中するべきであり、430億ドル規模の企業を買収する試みや経営に時間を浪費するべきではない」と指摘した。
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